機械加工初心者の「これ何?」#60【SUS表面仕上げ (No.1、2D、2B、BA、#400、ヘアーライン)―1】

今回、SUS304 BA材を経験したので報告します。
TEDです。

2B・#400・ヘラーラインはよく耳にしてましたので刷り込まれています。
「今回はBAで加工するよ」と板金加工先から提案され、「なにそれ?」でした。

ここで基本をもう一度おさらいしたいと思いました。

2B材は通常は指定が無ければ殆どがこの材料で板金加工されています。
皆様もよく見ているもので、適度な光沢が有ります。
処理せず、このまま板金加工後に納品されています。

#400とヘアーラインはトクヨシの場合、板金加工後に処置をするケースが多い。
外観を重視している図面で指示されている場合が多い。
食品・医療・検査装置に納品が多い、トクヨシではこの処理をしています。

結局#400とヘアーラインもバフ研磨ですので板金や製缶の加工後に処理。
製品全面をバフ研磨しています。
#400はピカピカ。ヘアーラインは線がきれいにひかれているイメージです。
最初から#400で研磨された材料(研磨材)も もちろん使用し、納品しています。

本題に戻ります。
BAとは光輝焼鈍処理(ブライトアニール)をした材料です。
2Bより光っている材料。
装飾品等にも使われています。

前段が長くなりましたので、続きは次回で。

CONTACTお問い合わせ

どんなことでも、
お気軽にお問い合わせ、
ご相談ください。

048-223-1159