機械加工初心者の「これ何?」#81【プラスチック 制電と静電とは?】
機械加工初心者の「これ何?」#81【プラスチック 制電と静電とは?】
業務中に制電という言葉を聞かされました。帯電防止と教えて戴きましたが、静電との違いは ?
よって制電を調査します。
業務中に制電という言葉を聞かされました。
帯電防止と教えて戴きましたが、静電との違いは ?
よって、今回は制電を調査します。
TEDです。
答えは
制電=静電気、樹脂材の一部の「制電グレード」=「静電気防止」。
と覚えました。
静電気を嫌う環境を必要とする室内やカバー等に使われます。
材質と工法は異なりますが、イメージでいうと静電気防止袋。
これはアルミを蒸着加工を付加、部品(実装基板等)を帯電から守る。
プラスチックで使用が限定され、静電気による「ほこり」を防止したい場合。
帯電をしにくいを希望する場合、「制電グレード」が有ります。
PET、塩ビ、アクリル、POM、ポリカーボネート、PP等。
但し、値段は高くなりますし、発注先や材質が限定される場合有り。
*1 製品が製造工程で静電気で不具合になる可能性が有る。
実装基板を梱包しているビニール袋=静電袋もそうですね。
*2 ユーザーが静電気でほこりだらけになるのを嫌う。
この様なケースで「制電グレート」が必要になると思います。
上記*1や*2を予測する場合、躊躇なく「制電グレード」の
採用をすべきかなと思いました。
