機械加工初心者の「これ何?」#136【Rz0.8 / 0.4 / 0.2の見た目の違いとは】
Rz0.8 / 0.4 / 0.2の表面粗さの見た目の違いが分かるサンプルを製作しましたので紹介します。
あるお客様から製品の性能を出す為にRz0.8 / 0.4 / 0.2のいずれかを採用したいが悩んでいるとの相談。
悩む理由としては、コストです。
トクヨシで研磨を行う場合、
バフ研磨になる事・Rz0.8 / 0.4 / 0.2でのコスト差が出る事を説明。
参考:
当然ながら、コスト はRz0.8(表面が粗い)ので一番安い、Rz0.2は一番費用が掛かります。
表面粗さが変わればバフ研磨の時間が変わる⇒表面粗さをきれいにするほどバフ時間はが掛かる(きれいなほど高くなる)。
お客様はコストから考えると機械切削加工だけの▽▽▽がベスト(研磨無)ではあるが・・・と言っていた。
性能とコストのよくある兼ね合いの流れになっています。
話をRz0.8 / 0.4 / 0.2の見た目の違いが分かるサンプル紹介に戻します。
材質はアルミ、サンプルにRz0.8 / 0.4 / 0.2の刻印を参照。
これで違いが分かるでしょうか?
Rz0.2が一番光っています。
いずれにせよコストと性能を考えて製品開発をしていく事になるので
我々トクヨシもお客様の製品開発に追従して参ります。
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