機械加工初心者の「これ何?」#61【SUS表面仕上げ (No.1、2D、2B、BA、#400、ヘアーライン)―2】
前回は材料について説明、その続きです。
SUS表面仕上げ (No.1、2D、2B、BA、#400、ヘアーライン)。
BA材をなぜ知ったか?と なぜ選択したか! についてです。
TEDです。
今回はある支給品に追加工で板金を溶接する依頼でした。
図面にはSUS304と書いて有るので、SUS304で加工すれば良いのですが・・・
先に完成品をお見せします。

支給品を見たら、光ってます・・・
「2Bじゃないよ・・・」「BA材ですね」と板金屋さんに言われました。
結局、迷わずBA材で加工をお願い。
客先用途から考えるとこの判断は間違いないと確信が有りました。
即、お客様にもSUS304 BA材を使用する事を報告。
「用途的にも最初からBA材か#400を使うべきだった」と後から気づきました・・・
ここでの教訓はお客の用途を考え、見積時に材料変更を提案するのがベスト。
現物を見て材料変更を提案するがベター。
SUS304で何も考えず納品するがワースト。
ワーストにならなくて良かったのですが、全て板金屋さんの提案のおかげです。
いつも周りに助けられているなと考えさせられる一件でした。
感謝・感謝・感謝です。
私も人助け・人の役に立たなくてはと思い・・・ できるかな?・・・
納品物は 支給品にBA材を溶接し納品。
トラブルになりませんでした。
