機械加工初心者の「これ何?」#103【アルミ板の圧延痕で外観クレーム発生】

さて、今回は「アルミ板の圧延痕」に関して、TEDです。

まずは外観で不良と判断された圧延痕の写真から。
この茶色いスジが圧延痕です。

そこで材料商社に外観的にこの茶色のスジが何とかならないかを問合せ。
商社にそれは圧延痕と言われ、圧延時に発生するものでどうにもならないとの回答。

圧延痕が発生するメカニズムを調査してみたいと思いました。

KOBELCO やさしい技術読本より抜粋:
スラブ 厚さ200~600mmの塊を高温で板状にローラーで圧延する
スラブの重さは2-28トンもあるそうです。

圧延機写真

個人的原因推測(正解かは聞けてません):
これは高温で延ばす時の焼き付きと思いました。これがメカニズムかと・・・
よって圧延痕は避けられないと決断。

今回はここまで。この圧延痕の対策を施す事になりましたので次回はそれを紹介。

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